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北アルプス稜線歩き <3日目の記録> 

IMG_3552.jpg
3日目は今回の縦走で一番のハイライト。
奥穂高岳からジャンダルム、西穂高岳へ至る稜線は、山地図では破線で表示される
一般登山道ではない難ルート。
コースタイムは約10時間。その間に小屋は一箇所も無く、エスケープも難しい。
つまりは、一度ルートに入ってしまったら進むしかない。
前日には同ルート中で滑落死亡事故が起きている。
不安要素はいっぱい。。。どうなる最終日・・・?
文字色

朝3時起床。雨は止み、まだ暗い空には星がキラキラ。
あまり眠れず、相変わらず胃腸の調子が悪い。
不安がプレッシャーとなり、テンションはどん底。
重い気分のまま、出発準備。
固形物は食べたくないので、ジェルでエネルギー補給。
IMG_3546.jpg
@04:10 ヘルメットにヘッドライトを装着し、奥穂高岳山頂に向けて出発。
いきなりの岩壁登攀で呼吸&心拍は上がりまくり。
後から続々と登って来るので、ペースを落とせず、過呼吸気味になりながら
中腹まで登る。気分は悪いし、力が入らない・・この先のルートを考えたら
完全に気持ちが負けてしまった。。ダンナに敗退したいと訴える。
彼には申し訳ないけど、奥穂のピークも踏まず早々に下山。
下山を始めて早々に、凄いオーラを解き放ち快調に登る女性とすれ違った。
「あっ!でらりん!」偶然にも友達に遭遇。
彼女と一緒に行って敗退した、いつぞやの山行を思い出してしまった^^;;
あの時の敗北感に等しい気持ちで、穂高岳山荘へ逆戻り。
小屋でエスケープルートに予定していた、白出沢のルート状況を確認。
雪渓が300mほど残っており、アイゼン歩行を強く進めますとのこと。
でも、今回はアイゼン ピッケル不装備。最悪シリセードで・・と白出沢へ。
IMG_3549.jpgIMG_3561.jpg
延々と続くガレた沢をひたすら下ります。
敗退を余儀なくされ、不機嫌なダンナとの間隔は開く一方。
時々待っていてはくれるものの、会話は殆ど無し。
そんな険悪ムードの最中、目の前を身軽に動く小動物がひょっこり出現。
「??オコジョだぁ〜!超かわいい!!」と一瞬テンションが上がる。
きっと、ガンバレ〜って応援しに来てくれたのね。ありがとう♡
オコジョが岩陰に潜ってしまうと、再び無言で下る。。
硬く締まった雪渓を慎重にやり過ごし、草付き帯に入ってからも ぐんぐん下る。
行きに登った南岳新道もキツかったけど、この白出沢ルートもなかなかのもの。
不安とプレッシャーから解放されたせいか、徐々に体調は回復。
ダンナからは「精神的に弱過ぎ、体力なさ過ぎ、根性なさ過ぎ・・etc」
負け犬の烙印を押されまくり・・挙句の果てには「お前は山に向いてない」
「普通の山歩きするなら他の人と行け」等と言われる始末。。。
反撃する余地もなく・・仰るとおりデス・・と凹みながら歩く。。
IMG_3576.jpgIMG_3573.jpg
だんだんと川の音が大きくなり、白出沢の渡渉地点に到着。
増水時は渡渉困難の重太郎橋。晴天続きだったので、難なく設置された橋を渡らせて頂く。
IMG_3589.jpgIMG_3591.jpg
橋を渡ると、そこからはひたすら樹林帯を下る。
苔むした石がゴロゴロのトレイルは滑り易く、神経を使う。
この日、唯一撮影させてもらえた植物・ギンリョウソウ。
他にも色んな植物を目にしたけど、テンションダウンで余り記憶に在らず。。
でも、最後に再びテンションの上がる小動物に遭遇!
IMG_3592.jpgIMG_3595.jpg
林道脇の水の流れを一生懸命に逆走する・・ねずみ? じゃなくて、モグラ!!
目が退化して殆ど視力がないモグラ。葉っぱを見つけては、その下に潜ろうとしている。
きっと、土の中に帰りたいのだろう・・けど、何故かひたすら水の中を遡る。
うりぼーレスキューならぬ、「もぐらレスキュー」か?
何度かダンナの帽子に誘い込み、捕獲しようとするが失敗。今回は自然界に手を出すのは断念。
小動物に癒されつつ、@10:45 無事下山。
無料駐車場を提供してくれている、深山荘で温泉に浸かり リフレッシュ。
3日間の山行はこれにて終了。

頑張れば、西穂高岳まで歩けたかもしれない。
楽しかった反面、敗北感が強く残った今回の縦走。
次はもう少し強くなって戻って来たいな・・と思いつつ、帰路の着きました。

*おわり*

長い3日間の縦走記を最後まで読んで下さり、ありがとうございました♡

カテゴリ: Trekking

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