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Take Action ~私に出来るコト~ PART 2 

【3月27日(日) ~石巻ボランティア2日目~】

@06:15起床。
 とても冷え込んだ朝、車が真っ白な霜に覆われていました。
 極寒仕様のシュラフのお陰で朝まで ぬくぬくグッスリ眠れ、
 体力復活! 今日も頑張るぞ~!!

@07:00 ミーティング(於:生活センター)
 朝食を食べながら、ミーティング。
 各団体の本日の活動予定内容を報告。

@07:30 活動開始
 四万十塾チームは本日2ヶ所で炊き出し。
 2チームに分かれ、炊き出し準備。
文字色

私達は先ず、自衛隊食料庫へ行って食材調達。
自衛隊受付で許可証を提示し、必要な物資を申請。
どこに何があるか教えてもらい、順番に調達。
IMG_0455.jpg
各倉庫へ行き、欲しい物と必要数を伝えると、隊員さんが積み込んでくれます。
すっごいパワーに圧倒されっ放し。
とっても親切で、「子供たちのお菓子が欲しいんですけど」と言うと
「コレ美味しいよ~」「こっちはどう?」とか言いながら、色々と出してくれます。
IMG_0456.jpg

物資を満載し、午後の炊き出し場所で一部の荷物を下ろした後、
1か所目の炊き出し場所へ移動。
最初に炊き出しをするのは、津波被害の大きかった湊地区にある湊中学校。
市街から湊地区へ近付くにつれ、凄惨な光景が次々と目に飛び込んで来て
言葉が出ませんでした。

*↓市街池の商店街。建物の倒壊は殆ど見られないが、津波による床上浸水被害が大きく
 屋内から運び出されたゴミや流れて来た瓦礫が、道脇に積み上げれられていた。
IMG_0457.jpg

そこにあったはずの家々、そこに暮らす家族・・
辛うじて倒壊を逃れ・・でも、暮らすことの出来ない新築の家・・。
まだ遺体が埋まっているであろう、手つかずの瓦礫の山・・。
全ての物を飲み込み、消し去った無情な津波の恐怖・・。
虚無・・絶望・・凄惨・・ここからどのように希望を見い出し
復興させて行くのだろうか・・気の遠くなるような時間を感じました。

車内からiPhoneで撮影した動画




石巻市立湊中学校。

校舎2階まで津波に飲まれ、3・4階の教室が被災者の生活スペースに。
地面には、油を含んだ粘り気のある海の泥が30cm程堆積し、歩くのも困難な状況。
中学校に避難しようと逃げ込んだ4台の介護福祉車両・・
到着と同時に津波が押し寄せ・・間に合わなかったそうです。。。
校庭に押し寄せられた、車や家屋の瓦礫の山。。。
・・どうして・・?? 自然の優しさの裏にある恐ろしさ。。。
1日で私の思考回路はパニック状態・・整理しきれない感情。
被災者の人々が受けた衝撃は計り知れません。。

でも、私達が茫然としてちゃイケない!
少しでも被災者の方々に元気になってもらえる様、炊き出しに来たんだもんね。

泥に埋まっていた中学校の武道場。
前日に力強く頼もしいボランティアチーム「マッドバスターズ」が泥を掻き出して
炊き出しスペースを作ってくれました!!
場内にはどうやって入ったのか・・車が一台・・一歩外に出れば、瓦礫の山・・。
現実離れした光景の中に、温かみのある生活の一部が持ち込まれました。


武道場で炊き出しコーナー、救援物資コーナー、散髪ブースが出現♪
散髪をしてくれるのは、前日に和歌山から21時間かけて駆け付けた理容師さん。
散髪を終えて、涙を流すおじいちゃん・・炊き出しのおでんを頬張り、また涙・・。

炊き出しを手伝いに中学生やお母さん達が集まってくれました。
被災者の皆さんに一日も早く自立して頂く為にも、私達は極力手は出しません。
地元のお母さんやおじちゃん達で「あ~だ こ~だ」と協力して作って貰います。
そうするコトで、コミュニティーが出来上がり、被災者同士の繋がりが出来るのだと。。
ボランティアは食材、道具、物資の提供とコミュニティー作りの場を提供するのが役目。
IMG_0463.jpg

炊き出しチームのおばちゃんや子供たち・・
片付け作業の合間に食べに来たお父さん達・・
協力してくれた中学校の教頭先生・・みんなに少しだけ笑顔が戻りました。
食べ終わった後、口々に「ありがとう!」・・と。
とっても嬉しかった・・。こちらこそ、ありがとう!!

ふと外を見たら、突然の吹雪。
どうして、自然の神様はそんなに意地悪をするのでしょうか?
武道場のすぐ隣、押し潰されたこの家屋の中からは数人のご遺体が
自衛隊の手によって運び出されていました。。。無念。。。
IMG_0462.jpg
目を背けたくなる現実と向き合い、少しずつ復興へと前進する人々・・
遠いかもしれないけど、必ず春は来る!
頑張って!とは言えないけど、頑張って欲しい!!

湊中学校の次は、昨日と同じ市の中心で炊き出し。
既におばちゃん達が大勢集まり、元気に準備していてくれました。
ご近所の人々が鍋を持って集まり、その周りを子供たちが元気に駆けっこ!
IMG_0467.jpg
撤収作業もお母さん達みんなで手伝ってくれました。
近所の井戸まで大鍋を洗いに行ってくれたり、
「明日からゴミの回収が来るから」と、ゴミを全部持って帰ってくれたり・・
日常の生活が少しずつ戻りつつあることに喜びを感じていることが
とても伝わってきました。ここの人たちは、もう、きっと大丈夫!
別れ際、「私は今夜埼玉に帰ります・・2日間しかお手伝い出来なくてごめんなさい」と
おばちゃんに挨拶すると、「私の家はあそこだから、また来たら絶対に寄ってね!」と。。
「また必ずお手伝いに来ます!」と握手をして約束。必ず来ます・・・!

撤収後、2ヶ所の小さな避難所へ物資を届けに行くと言うので
私も同行させてもらいました。
1か所目は農協避難所。ココは電気・ガス・水等のライフラインは壊滅状態。
訪れたのは17時過ぎ。
物資のお届けに同行しただけの私。勝手が判らず一人外で立っていたら、元気の良いおばちゃんに
「コーヒー飲んで行きな!」と半ば強引に建物内に引き込まれ・・
「ココに座って!さぁ~さぁ~!パン食べる? 刺身食べる? ご飯は?」・・
圧倒されタジタジの私の前に、コーヒー、支援物資の菓子パン、ヒラメのエンガワ、
新鮮なレタスと水菜のサラダが、アレヨアレヨと言う間に出され・・・@@;(笑)
「皆さんの貴重な食材、私は頂けませんっ!」と何度もお断りしたけど、聞き入れてもらえず・・
結局、ご厚意に甘え・・分厚く脂のたっぷりのった、超美味なエンガワのお刺身を
「これ以上は食べられません!」というくらいご馳走になってしまいました。
そして、帰りには「みんなで食べて!」と、発泡スチロールいっぱいのエンガワを
お土産に頂く始末(^^;
被災した冷凍庫内の魚が融けてしまうので、早く食べてしまわないといけないんだと・・。
石巻は世界3大漁港に挙げられる三陸海岸。
「こんなコトでなければ、もっと美味しい魚を沢山食べさせてあげられたんだよ。
だから、復興したら絶対に食べに来てちょうだいね!!」とお母さん・・。
みんなすっごくスゴク大変な筈なのに・・なんでそんなに他人に優しく出来るの??
石巻の人々のとっても温かい心に触れ、何とも言えない幸せな気持ちになりました。
   ありがとう。。。

2カ所目に訪れたのは、避難所として使われているとある幼稚園。
ココもライフラインは全滅。ボランティアによって設置された発電機で明かりをとり
薪ストーブと焚火で暖をとっていました。
焚火の傍らで、バケツにお湯を溜めて足湯をするおじいちゃん。
「おじいちゃん、足のマッサージしましょうか?」と申し出たら
「踵がひび割れちゃって痛いんだ・・・」と。
直ぐに保湿クリームを次回の物資に追加して貰いました。
そして、一緒に居たおばあちゃんと少しだけお話をする事が出来ました。
「よくご無事でしたね・・」と話しかけた私に・・
「私はね・・でも・・孫が・・
 地震があって直ぐに、孫をこの幼稚園に迎えに来たの。
 手を引いて逃げてる時に大きな津波が来て・・孫が流されちゃったの。
 津波に飲まれた時の記憶がなくて・・気付いたら、私だけ助かってた。
 孫はね、4月から小学生だったんだよ・・・と~っても可愛かった。
 12日後に遺体が見つかった。それだけでも、良かった・・。
 この間ね、13日ぶりに自衛隊のお風呂に入ったの。
 頭からお湯をかけたら、お湯が真っ黒だった・・津波に全身飲まれたからね。
 今は、孫の通っていた幼稚園で寝泊まりしているの。
 近くに居るような気がするんだ・・・」
おばあちゃんの口から、一気にそんな言葉が溢れ、同時に目には涙が沢山溢れていた。。
ずっと堪えて我慢してたんだね。
隣のおじいちゃんはうつむいて口を固く閉ざしたまま、おばあちゃんの話を聞いていた。
おじいちゃんもきっと堪えているんだろう。。
1週間前に若さんが来た時には、みんな心を閉ざしていたという。
最近になって、やっと他所から来た僕たちを受け入れて、心を開いてくれるようになったと。

建物や道路などハードなモノは立て直しが早いだろう。
反面、大津波によって持ち去られた大切な家族、幸せ、夢、希望、想い出・・
人々の心の中にあるソフトなモノは、そう簡単に取り戻せはしないと思う。

「私達に何が出来るのか・・」
答えはその時々に変化するし、人それぞれ異なる。
あと数カ月もすれば、被災地がテレビに映る回数は激減するでしょう。
それと同時に、被災していない人々の被災地に対する記憶や想いも薄れて行くと思います。
だから、私達夫婦はボランティアの手が必要無くなる時まで、
時間を作って現地へ行こうと思っています。
そして、募金や義援金などの資金援助の継続も・・・。

2日間だけのボランティア。
被災地に行って、見て、現地の人と触れて、色んなコトを感じて・・
心と脳を満タンにして帰路に尽きました。

三陸道を少し走ると、住宅街の夜景がキラキラと眩しく見えました。
後方に遠ざかっていく、石巻の光景。現実の大きなギャップ。
そのギャップが無くなる日は必ず来る!

~Keep Taking Action !!~

カテゴリ: Diary

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« 春満喫 散走  |  Take Action ~私に出来るコト~ »

この記事に対するコメント

2日間の様子、アップしていただき、ありがとうございます。
お疲れ様というよりは、ありがとうございます、の方が私の気持ちが表せるような気がします。

「何かしたい」と思っていても、なかなか行動にうつせない私。
すぐに実行できるきんじさんは、すごいと思います。

映像では伝わりきらないすさまじい様子。でも、心が温かくなる文面でした。
支え合うことの大切さ、人がつながることで温かくなることが分かって、なんか感動しちゃいました。

私も、できることは小さいけれど、きっと復興につながってると信じて、細かく取り組んでいきたいと思います。






がちゃぱん #- | URL
2011/04/09 20:45 * 編集 *

がちゃぱんさん

いえいえ、こちらこそ読んで下さり有難うございます!
私はね~全然すごくなんかありませんよ^^
被災地には、本当のスゴイ人が沢山います。
被災しても負けじと頑張っている人、
自分の生活を犠牲にして長期間ボランティアで行っている人、
自衛隊・消防・警察の人・・・みんなスゴイです。

今回は2日間だけだったけど、その短期間でも
人の温かさ、強さ、優しさ・・いろんなモノを感じました。

人それぞれ、出来るコトは様々だと思います。
小さなことでも良いので、Take Action!です^^/

きんじ #- | URL
2011/04/12 15:45 * 編集 *

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