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Take Action ~私に出来るコト~ 

東日本大震災発生以来、「私達に何が出来るのか。今、何をすべきか・・」
毎晩、夫婦間でディスカッション。
義援金、救援物資、ボランティア・・・etc
今、被災者に何が一番必要なのか・・・?
答えはなかなか見つからない。
そんな折、長野に住む友達:若さんが3/19夜、ボランティアセンター立ち上げの為に
宮城県石巻市へ向かった。
19日から10日間の休暇を取り、夫婦で旅行に出かける予定だった彼は
その休暇を全て、ボランティア活動に充てた。
石巻到着以降、Twitterなどで彼が発信するメッセージからは
メディアからは知り得ない、現地の生の情報が伝わって来た。

そこから、出た結論=「週末の2日間だけでも、私達も現地へ行こう!」文字色

勿論、まったく迷いが無かったわけではない。
2日間だけで、何が出来るのか? 迷惑にならないか?・・etc
しかし、若さんからは「仕事は沢山ある。全く手が足りていない。
現状を見て、自分に何が出来るかを考えるのも大事な事、そして
必要な事を確実に発信していくことも大事!」とアドバイスが来た。
これで、決意は固まった!!

<準備>
* コストコで支援物資の買い出し。(根菜類・調味料・油・女性&子供用下着)
* 帰りの燃料調達(軽油36ℓ)
* 簡易トイレ、自分たちの食料・・他

【3月25日(金)】
@20:00 東北道を北上。
IMG_0448.jpg
25日から一般車両の通行が可能になった東北道。
大型トラックが多い中、サービスエリアの給油所に並ぶ一般車両が目立った。
@26:00 仙台手前の菅生PAで仮眠。
石巻へ至る高速、バイパスから見える景色は、震災に遭った街とは思えないほど
整然としている。この時、震災を実感できたのは道路の段差だけ。


【26日(土)】
@07:00 石巻市南境生活センター到着(ボランティア団体の一拠点)
IMG_0449.jpg
少し内陸に在る為に、津波被害には遭わなかった南境地区。
地区内には専修大学のキャンパスと運動公園があり、
大学は社会福祉協議会が中心となった支援団体の本拠地に。
運動公園は消防・自衛隊の拠点に。
そして、同地区内の生活センター(公民館)をボランティア団体の一拠点として
使用させて頂いています。

ココで若さん、四万十塾と合流。ボランティア団体による合同ミーティングに参加。
その後、各チームは分かれて其々の活動へ。
到着したばかりの私達は、生活センター(公民館)に集められた物資(衣類や生活雑貨)の仕分け。
ココには各ボランティア団体に寄せられた救援物資が届けられ、
それらを、被災された地域住民の方が受け取りに来ます。
受け取りにいらした際に、欲しい物を直ぐに手に出来るよう
分別し、見やすく陳列するのが私達の仕事。

各地から大きな段ボールに入れて送られて来た衣類。
分別されていないものが殆ど。
男物・女物・子供・幼児⇒アウター・インナー・パンツ・靴下・・・・
フリマ経験者が得意とする仕分け作業です。
仕分けていると、中にはボロボロでシミだらけの衣類。
履き古した靴下、ゴミと一緒にゴミ袋に詰められたゴミ同然の洋服・・・
冬眠中のカメムシだらけの洋服・・・
だんだんと怒りと哀しみが込み上げて来ます!!

救援物資を送って下さる方へお願いです。
被災された方たちがどんな気持ちで物資を貰いに来るか考えて下さい!
「津波で全部失いました。今着ている服しかないんです。何でも良いので、分けて下さい」
そんな方々に、ボロボロで汚れた洋服を差し出せますか??
お願いですから、貰う人の気持ちになって物資を選んで送って下さい。

勿論、中には気持ちの籠った救援物資も沢山あります。
スティックの粉ミルク一つ一つに「生き残ってくれてありがとう!元気に生きて下さい!」
と手書きのメッセージが添えられている物など
気持ちが詰まったお手紙が添えられている物も本当に沢山ありました。
送って頂いた気持ちやメッセージは、被災者の皆さんにちゃんと届いています!

朝9時を過ぎ、ダンナは別作業へ(泥だし⇒炊き出し)
私は引き続き、地元のボランティアの方々と支援物資の仕分け&供給作業。

私が居るのは石巻市・・でも、テレビで見たような凄惨な風景はココにはなく
電気の通じている公民館で、物資の仕分け作業に没頭している自分。
被災地に居るという実感が持てずにいました。。。

陽が高くなり、徐々に物資の受け取りに来る人が増え・・・
「津波にぜ~んぶ持ってかれた。。。なぁんにも無いんだ。。」という女性。
「津波に流されてるウチのワンちゃんを助けたの!」と支援物資のドッグフードを手に
涙を流しながら語る親子。
「家は大丈夫。家族も全員無事。でも、子供のオムツやミルクが買えなくて・・」
「ココで物資を貰えるって聞いて、1時間歩いて来ました。」
「避難所暮らしに耐えられなくて、軽自動車の中で親子2人で生活してます。
 毛布1枚しか無くて寒い。寝袋ありますか・・・?」
「会社が津波で無くなっちゃって・・・仕事が無いから、ココでお手伝いします!」
「家も家族も無くなっちゃった・・でもね、私は生きてかなきゃいけないから・・
 地震に遭ってから、初めてお化粧してみたんだ! ちょっと気持ちが明るくなったよ」

様々な声を聞いているうちに、自分が被災地に居るという現実味が増して来ました。
被災状況もそれぞれ異なり、必要な物資のニーズも異なる。
出来るだけ多くの声を聞きとって、ニーズに応えられるよう物資を揃えるコト。
それが、まず最初に感じた「私に出来るコト」でした。
そして、触れ合いの中で感じたコト、それは・・
自分も被災者なのに、他の人を思いやる気持ちがとても強いコト。

着る物が無いのに1着しか服を持って行こうとしない女性・・
「他の人たちの分も残しておかないと。他にも困っている人が沢山いるんだからね。」
食料が手に入り辛いのに・・・
「おにぎり作って来たから、ボランティアの皆で食べて!」と沢山のおにぎりを
持って来て下さったおばちゃん。
漬物入りのふっくらと優しく握られた、とっても美味しいおにぎり・・涙が出ました。
首都圏で発生している買占め行為・・とても恥ずかしく思いました。

みんな辛いはずなのに、辛いって言わない。
涙をいっぱい溜めて辛い経験を話してくれる・・・
「遠くから来てくれて、本当に有難う!」って言ってくれる・・
でも、返す言葉が見つからない・・どう励まして良いか判らない・・
これから生活を取り戻すまで、長い月日を頑張らなくてはいけない人たちに
頑張って!って言えない・・・。
だから、せめていつも笑顔で居よう!って。。それくらいしか出来なかった。。


午後、四万十塾 塾長のとーるさんが「きんちゃんも被災地をちゃんと見ておこう。」と
津波被害を受けた地区へ連れて行ってくれました。
南境地区を出て川を渡ると・・そこからは別世界でした。
瓦礫の山、津波で運ばれて来た海底のヘドロ、日常では有り得ない光景に
言葉が出ませんでした。。。
それでも、「ここはまだ良い方だよ・・明日はもっとディープな場所へ行こうね。」
と、とーるさん。
その後、市街地内のある地区で炊き出しをしている皆と合流。
アパートの駐車場を借りての炊き出し。
近所のおばちゃん達が中心となって、“鶏の唐揚げ入り野菜スープ”を配っていました。
IMG_0469.jpg

とっても活気がある!!子供たちの笑顔がある!!
ちゃんと一つのコミュニティーが出来ていました。
ココの人たちは着実に復興へ向けて前進を始めていました。

炊き出しの後、駐車場の泥かき。
そして、午後7時から全ボランティア団体の報告会議に出席。
新規参入した団体の紹介、活動報告、情報提供、翌日の活動打ち合わせ・・
IMG_0450.jpg
連日、朝から夜遅くまで活動しているボランティア・・
疲れた表情を見せる人は一人も居ません。
一番大変なのは被災者・・その方達の為に何が出来るか、何をすべきか・・格差がないように・・
この日のミーティングは2時間近く続きました。

そして、生活センターに帰り、カップ麺で夕食を済ませながら
再び明日の打ち合わせと下準備。
@23:30解散。時が経つのがとても早く、短く感じた1日でした。

私達は車中泊。シュラフの温もりに包まると同時に眠りに落ちました。


<2日目へ続く・・・>

カテゴリ: Diary

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« Take Action ~私に出来るコト~ PART 2  |  Niseko Powder Tour »

この記事に対するコメント

私は、災害救助で現地に居るときの方より
帰宅してTVで地震や原発の情報を見ながら
モンモンと考え事してる今の方が辛いっす。

あーだこーだ動かないで考えてるより
行動してしまったほうが数倍えるものがあると思う。

それにしても、犬のカラーやリードだけじゃなく
人間の洋服までも、ボロボロなものがあるんですね。
ビックリです。
フリマじゃないんだから!
貰う人の身になって欲しい!!(涙)

ちょび #qKuIJ8qA | URL
2011/04/02 18:30 * 編集 *

きんじさん、被災地へ行かれてたんですね。
しかも四万十塾のとーるさんとご一緒されたとは・・・。
我が家にも四万十塾からメールをいただいてたんですが
今は動ける状況になく、その後が気になっていたので、
きんじさんの記事を読ませてもらいながらいろんなことを考えさせられました。

被災地のみなさんの生活が
1日も早く安心&安全になるように、祈らずにはいられません。
復興までにはまだ長く大変な道のりが続くと思うので、
それまでこの気持ちを風化させずに、持ち続けていきたいと思います。

goopee #iBbSDt2Y | URL
2011/04/02 18:41 * 編集 *

私も最近色々考えさせられます。
私の周りではマスコミが発する情報に一喜一憂している人が多く、
過剰反応としか思えない言動で、私はイラっとしてしまいます。
自分のことばかり考えて、周りのことを考えていない人。
こういう時にその人の本性が見えくるんだなぁって思いました。
そういうのを見ていると、悲しくなってきて気持ちが暗くなります。
その点において、きんじさんって、すごく行動的で立派です。
2日間でもお手伝いされたことは素晴らしいことだと思います。
私はきんじさんのようには行動できないけど、自分ができることを精いっぱいしようと思います。

幸子姫 #- | URL
2011/04/03 02:27 * 編集 *

ちょびさん

私も同感です。
テレビで見ていると、現地へ行きたくなります。
それに、報道に対して色々と言いたくもなる・・ので、最低限しか見ません。

>フリマじゃないんだから!
フリマより酷いですよ・・フリマは売りたいから、少しでも良いモノを出すでしょ?
リサイクルとしても扱って貰えないような、ゴミを送りつけてくる人の無神経さに呆れてしまいました。
「無いよりマシ?」と思って送ってくるのでしょうね。。。

きんじ #- | URL
2011/04/05 23:01 * 編集 *

goopeeさん

goopeeさんも四万十塾と繋がっていたのですね。
四万十塾をはじめ、阪神大震災で活躍したボランティア団体が
石巻に集結して、復興の為に頑張っています。
四万十塾のHPに毎日活動状況がUPされているので、
お時間のある時に覗いてみて下さい^^

>それまでこの気持ちを風化させずに
その気持ちが一番大切だと思います。
復興には長い歳月を要すると思います。
時の経過と共に、支援の内容も変わってくると思います。
その時々に、出来るコトを継続してやっていこうと私達も思っています。

きんじ #- | URL
2011/04/05 23:10 * 編集 *

幸子姫さん

ありがとうございます^^
でも、私は立派でも何でもありませんよ~^^ゞ
立派で素晴らしい人は現地に行けば沢山居ます!
私も、報道、近所のスーパーやガソリンスタンドの異常な列、
擬似被災者の言動や行動・・それらにストレスを感じてました。
ココで悶々としてるより、現地へ行こう!って思ったの。
現地に行って、朝から夜遅くまで活動して・・すっきりしたし
得るモノは沢山ありました。

>自分ができることを精いっぱいしようと思います。
その気持ち、とても素晴らしいと思います!
出来ることを継続してやっていきましょうね^^

きんじ #- | URL
2011/04/05 23:18 * 編集 *

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